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【若者/初心者向け】パチンコ・パチスロの専業はやめとくべき5つの理由

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  • パチンコ・パチスロの専業って稼げるの?
  • パチプロになって楽して稼ぎたい

若いころ(10代後半〜20代前半)は、ギャンブルで生活できたら夢がある。

そう思ったことがある人も多いでしょう。

実は私「まめ」もその一人です。

4号機終期ではあったものの大学卒業「パチスロで生活していこうかな」と考えていた時期がありました。

当時は本当に簡単に稼げてしまった時代でしたから。

しかし、その前まで私を借金寸前まで追い込んだのも事実。

結論から言うと私はパチンコ・パチスロの専業はおすすめしません

理由は明確。

それは人生の幸福度とリスク管理が確実に崩壊するからです。

まめふぐ

勝つ技術よりも生きる選択の方がずっと大事

私がどのように借金寸前から立ち直り、今の道を見つけたのか、そのストーリーは、こちらで全て語っています。

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パチンコ・パチスロの専業とは

そもそも専業とは、パチンコ・パチスロで生計を立てている人のことを指します。

昔で言う『パチプロ』『スロプロ』ですね。

「専業」「パチプロ」「スロプロ」など呼び名はさまざまですが、明確な区分はありません。

共通しているのは、一般的な仕事に就かず、ギャンブル一本で生活しているという点です。

しかし現在の業界では状況が大きく変わっています。

出玉規制やホール側の対策が年々厳しくなり、専業として安定して稼ぎ続けることは、昔に比べて非常に難しくなっているのが現実です。

まめふぐ

勝てる人よりも続けられる人が減っている。これが今のスロット業界です。

専業は本当に存在するのか

結論から伝えると今でも専業は存在します。

1人で黙々と立ち回る専業から、打ち子を率いて活動する軍団まで、さまざまなスタイルがあります。

長く打っていると、ホールの雰囲気や立ち回りを見れば、「この人は専業」「この人はエナ専」といった違いが自然と分かってきます。

彼らが勝っている秘密は正しい立ち回り

彼らが収支を安定させている理由は、情報共有・朝の抽選・ハイエナ狙い・データ分析などを徹底して再現性のある行動を積み重ねているからです。

この「立ち回りノウハウ」は、専業だけでなく、私たち兼業スロッターにも活かせます。

正しいやり方を学べば、限られた稼働時間でも結果を出すことは十分可能です。

👉[立ち回り・傾向考察] カテゴリー

まめふぐ

専業のやり方を真似る必要はありません。ただし考え方は兼業でも十分に活かせます。

専業は楽して稼げるのか

結論から言えば”ある程度の立ち回りをすれば生活はできる”

けれど楽して稼ぐのは不可能です。

パチンコ・パチスロを毎日打てるのは一見幸せそうに見えますが、実際には“勝つために面白くない台にも座る日々”が待っています。

好きな台だけを打てるわけではなく、勝つための台選び・下見・抽選・データ取りなど、すべてが仕事そのものです。

長時間の稼働で腰や体を痛める人も多く、精神的にもきつくなります。

それでも「仕事の方が大変だろ」と思う人もいるかもしれませんが、近年は規制の影響で“勝ちにくい環境”になったこと大きな違いです。

<現実の期待値と時給>

パチンコであれば「より回る台」

パチスロであれば「高設定」を掴むことが勝ちにつながります。

高い機械割を打てば時給も上がりますが現行機の上限は限られています。

簡易版|パチスロの期待時給(目安)

ざっくりですがパチスロの期待値を時給にしたものです。

機械割期待時給(約)代表機種例
102%約1,000円新ハナビ(完全攻略時)
104%約2,000円いろはに愛姫
106%約2,900円アイムジャグラーEX設定⑥
110%約4,800円6号機の設定⑥
114%約6,500円スマスロ設定⑥
(※現行MAX約114.9%)

しかしスマスロでも上位ATに入らなければ負けることも多く“単発地獄”も珍しくありません。

また毎日設定⑥をツモって打ち切ることも難しいです。

要するに理論上の時給と、実際の稼働結果には大きな差があるということ。

<ちなみに昔との違い>

4号機・5号機時代と比べると、現在のスマスロは明らかに厳しい環境です。

時代代表機種機械割(MAX)
4号機後期(2005年頃)おそ松くん、キングオブマウス127〜130%超
5号機MAX時代初代バジリスク絆など約119.9%
6.5号機〜スマスロ現行各種スマスロ機約114.9%

“出せる上限”が下がり続けているため、

昔のように一撃で月100万稼ぐというのは、今ではごく一部の例外に過ぎません。

専業の収入事情

専業の稼ぎはピンからキリまで。

おおよその目安は以下の通りです。

人(ピン)専業の場合:平均30万円前後、上手い人で50万円ほど

軍団(打ち子複数)で動くタイプは最大で月300万クラスも存在

運(引き)に大きく左右され、月単位で負け越すこともある

自称専業でもマイナス収支の人がいる(笑)

生活費とリアルな支出

実際にパチスロ専業として生活する場合、最低でも月20万円、現実的には30万円前後の収入がないと厳しいです。

実際の例を挙げます。

生活費の目安(1人暮らし/賃貸)

項目平均費用(円)
家賃60,000〜80,000
食費20,000
水道光熱費10,000
通信費10,000
国民年金16,000
国民健康保険1,600〜2,000
市民税約16,000
合計(最低ライン)約12〜13万円+α

ここに車やバイクを所有していれば、車税・車検・保険・点検費がさらにかかります。

電車通いの人は定期代が追加。

突発的な出費も含めると、最低でも月30万円を稼がないと赤字ギリギリです。

専業の多くは実家暮らし?

正直なところ、専業(パチプロ・スロプロ)の多くは実家暮らしが多いと感じます。

家賃や光熱費がかからないため生活コストを大幅に抑えられるからです。

世の中には、生活保護を受給しながら稼働している人も存在します。

偏見ではなく、現実としてそういった層もいるのが今の業界構造です。

まめふぐ

専業=自由で楽ではなく自由だけど常に不安定。その覚悟がないなら兼業として堅実に楽しむ方がはるかに健全です。

専業のリアル:メリット・デメリット

パチンコ・パチスロの専業には、当然ながら良い面も悪い面もあります。

ここでは、実際に稼働してきた経験をもとに、リアルなメリットとデメリットをまとめました。

🟧メリット

  • 会社や上司に縛られず、自由に生活できる
  • 休みや稼働日を自分の裁量で決められる
  • 好きな時間に動けるため、ストレスが少ないように見える

つまり「仕事をしなくて済む」「自由に動ける」という点が最大の魅力ではないでしょうか。(それだけですが)

「自由」と「不安」はセット。

好きな時に打てる=常に稼がなければならない、という現実でもあります。

🟧デメリット

  • 将来の見通しが立たず未来がない
  • 収支が不安定で精神的に追い込まれる
  • 世間の目が厳しく“職業”として認められない
  • ホールのルール違反などで出禁になるリスク
  • 稼げなくなってもスキルが他業種に活かしにくい

毎月コンスタントに勝ち続ける保証もなく、業界全体が規制によって縮小しているため、年々稼ぎにくくなっています。

一時的に勝っても長期的に見れば「積み上げ」がない。

履歴書も空白。

それが専業最大のデメリットです。

小まとめ

専業は一見「自由で羨ましい」と思われがちですが、

実際は自由の代償として、安定・社会的信用・将来性を失う生き方です。

だからこそ一時の快感よりも、長く続けられる“安心”を選ぶ方が賢明だと、私は感じています。

ルーティン

専業スロッターの1日は見た目ほど自由ではありません。

朝から晩までホールに張り付き、データと向き合う日々です。

ここでは一般的な専業の1日の流れを一例として紹介します。

①起床・朝食(6:00〜7:00)

専業の朝は早いです。

抽選のあるホールを複数チェックし、どこに並ぶかを決めます。

地域や狙い台によっては、始発で移動することも珍しくありません。

②移動・抽選(8:00〜10:00)

多くの専業は朝イチの抽選からスタート。

良番を引けるかどうかで、1日の勝敗がほぼ決まることもあります。

抽選をハシゴして複数ホールを回る方もいます(私ですが)

③ 稼働(10:00〜22:00)

開店後は狙い台に一直線。

設定判別・データ取り・挙動チェックを繰り返しながら、1日中ホールに滞在することもあります。

トイレや軽食以外はほとんど台の前。

好きな台を打つというより、“勝つための台に座る”のが日常です。

④夕食・帰宅(22:00〜23:00)

閉店チェックを終えたら、ようやく食事。

そのまま帰宅するか、翌日の下見をしてから帰る専業もいます。

多くの人がここで疲労困憊。

⑤データチェック・就寝(23:00〜24:00)

帰宅後はその日のデータ整理。

翌日の立ち回りのため、グラフ・履歴・ホール傾向を分析します。

寝るのは深夜、翌朝また抽選のために早起き。

このサイクルを週6〜7日、延々と繰り返すのが専業の現実です。


ただし、毎日が全く同じわけではありません。

“軍団”として動く場合はデータ共有や打ち子管理もあり、

ハイエナ専業はホールを渡り歩くため、生活リズムがより不規則になることも。

まめふぐ

「自由な生活」と聞こえはいいですが実際は無職労働。休むと不安、打たないと収入が途絶える、これが現実です。

本題:専業をおすすめしない5つの理由

ここからは私がパチンコ・パチスロ専業をおすすめしないリアルな理由をお伝えします。

綺麗ごと抜きで言うと、どれも“地味に確実に人生を削っていく”要素です。

専業をおすすめしない理由
①マジで冴えないおっさんになる
②規制が厳しくなり先が見えにくい
③生活が安定しない
④社会の役に立たない
⑤世間の目が厳しい気がする

①マジで冴えないおっさんになる

正直なところ、これが一番の理由です。

パチンコ・パチスロでしか生活できない。

そんな40代・50代って、どう考えても冴えないと思いませんか?

毎日ホールで朝から晩まで「設定あるかな」「勝った負けた」と同じ会話を繰り返す日々。

類は友を呼び、周りも同じような人たち。

見た目や雰囲気がどうこう言うつもりはありません。

ただ20代であればまだ軌道修正できますが、40代以降で“職歴なし”は本当に後戻りできません。

まめふぐ

自由に生きると逃げて生きるは似て非なるもの。未来の自分を想像して今の選択をしてほしい。

②規制が厳しく先が見えない

業界全体が「射幸心を煽る行為の禁止」に向かっており、出玉規制や設置基準の変更が続いています。

  • 4号機 → 5号機で一気に出玉性能がダウン
  • 6号機で2400枚上限・有利区間が導入
  • スマスロで一時的に緩和されたが今後どうなるかは不透明

つまり、努力しても外部要因で稼ぎにくくなる可能性が高い。

20代ならまだ転職できますが、30代以降になると空白の10年が重くのしかかります。

専業は“ルール変更で即終了”の世界。

未来が読めない仕事に、人生を賭けるのはリスクが大きすぎます。

③生活が安定しない

パチンコ・パチスロはあくまでギャンブルです。

どれだけ期待値の高い台を打ってもヒキが悪ければ負けます。

  • ある月は+30万円
  • 翌月は+10万円
  • その次はマイナス

この不安定さの中で、家賃・税金・生活費を支払う。

メンタルが削られない方がおかしいです。

④社会の役に立たない(立っていない)

きつい言い方ですが社会的な貢献はほぼゼロです。

税金を納めることも少なく、社会的信用も築きづらい。

「働いている実感がない」

「誰の役にも立っていない」


そう感じた瞬間から自己肯定感が一気に落ちます。

まめふぐ

稼ぐよりも誰かの役に立つことのほうが、長い人生では圧倒的に大事です。

⑤世間の目が厳しい

専業であれば平日の朝から並ぶのが当たり前。

周りから見れば、それは“無職の集まり”にしか見えません。

私も関内(横浜)で並んでいたとき、通りすがりに野次を飛ばされたことがあります。

中にはシフト制で平日休みの方もいますが、それでも世間の視線は冷たいものです。


まとめ|専業という選択の代償

ここまで読んでも「それでも専業をやってみたい」と思う方もいるかもしれません。

止めはしません。

ただ覚悟だけは持ってほしい。

専業を始める前に、必ず考えてください。

今の自由と引き換えに、将来の安定・信用・スキルを失ってもいいのかと。

そして、もし本気で生活していくつもりなら、

仕事や学業を辞める前にクレジット審査だけは通しておきましょう。
(これは冗談ではなく、後で本当に通らなくなります。)

まめふぐ

未来を潰すのは借金ではなく選択ミス